埼玉県北部の解体工事は株式会社 上武建材工業 | ブログ

こんにちは、今日は、空き家対策についての補助金制度について、少しお話をしたいと思います。

昨今、全国的に、空き家が増加し、各自治体で頭を悩ませているようです。子供達は大人になり、実家を出て、仕事の都合に良い地域に家を建て、家庭を築きます。そして、実家のご両親は、子供たちより早くに亡くなり、実家は空き家となります。

出来ることなら現状で買ってくれる人が現れてくれるのがベストですが、築40年50年の古い建物に、住みたい人はなかなかいません。

そして次に考えるのが、リフォームをして、売るか貸すか。

しかし、数百万を出して、果たして住んでくれる人が現れるのかは解りません。それで、いっそのこと解体して、更地にすれば新築を建てたい人が買ってくれるかもしれない。リフォームか解体か、それとも放置か、と悩む方が多いのです。リフォームも解体もお金がかかります。このお金の捻出が難しいと、放置空き家となってしまいます。まだ実家が近ければ手入れもできますが、数時間もかけなければ行けないのでは、建物の面倒を見ることは、大きな負担となります。

そして、5年10年と経ち、建物や庭木などが、大変な状態になり、ご近所に不安を与えてしまうことになり、やがて、自治体に苦情が寄せられるようになります。各自治体は、これに悩むのです。

それで仕方がないので、議会に掛け、解体の補助金を確保して、空き家を解体してもらおうという事なのです。

さて、果たして補助金は、いくらぐらい出るのでしょうか。

ズバリ、各自治体でバラバラです。30万もあれば100万も出る自治体まであります。しかしながら、年間の予算は決まっていますので、予算が無くなれば打ち切りとなり、また来年度になりますが、確実にまた、予算が付く保証はありません。思わぬ災害でも起これば、そちらが優先になります。

でも、早く解体をしたいから、とりあえずお金を出して、解体をしてしまい、

来年度の補助金でもらおうか。と考える方もおられるでしょうが、これはダメなのです。そういうことですので、この補助金は、いつでも利用できるとは限らないのです。先ずは市役所の環境課にお問い合わせしてみてください。

上武建材工業では、この補助金のご相談も受付ておりますので、お気軽にお問い合わせください。